まっさのモノづくり部屋

もの作り初心者と共にあれ

学研の科学 ロケット製作入門キットであそんでみたい

「テクノロジーで遊ぶ」感のある面白そうなものが学研の科学にあります。
「世界とつながる本物体験キット 水素エネルギーロケット」という体験型の書籍で学研の科学創刊号です。

ロケットという最先端テクノロジーを個人で身近に実験できるとは世の中には面白いものがありますね。水を電気分解して水素を発生させ、大胆にもその水素を室内で爆発させてしまうとは!それにもかかわらず、室内で安全に化学実験ができる設計となっているそうです。

科学の学習と言う点でよく考えられた盛りだくさんの内容ですね。小学生から楽しめますが、実際の現象を理解するには中学生でも歯応えがあるのでは無いでしょうか?

・手回し発電機による発電「運動エネルギーから電気エネルギーへの変換」
・水の電気分解「2H2O → 2H2 + O2」
・水素を電気で爆発させて動力に変換する

と何だか小難しい学校で学習する化学や物理が、手元で手軽に実際に体験出来る楽しい実験教材だと思います。

ちなみにオフィシャルサイトの解説動画によると、3.2mも飛ぶそうで、ロケットの発射位置から天井までの高さはそれなりに必要なので要注意ですよ。

この創刊号が発売された事を聞いて、私は小学生の頃に学研の「学習」を購読していて、学研のおばちゃんが自転車で「学習」を毎月配達してくれる事を大変楽しみにしていた事をふと思い出しました。新しい本と付録が楽しみで、毎月届く事が待ち遠しく、届いた時はとても嬉しかった様に記憶しています。

購読していたのは、1年生から6年生まで全体的な教科の勉強ができる様に「学習」のほうを親が選んでいたのだと思うのですが、6年生の途中でどうしても「科学」の付録で欲しいものがあったので、親は乗り気ではなかったですが、お願いして「学習」から「科学」に変更してもらいました。そして、変更月だけ切り替えが間に合わなかったのか、学習と科学の両方が届いてラッキーだった事を覚えています。
次月からは、流石に残念ながら両方は届かなかったですけどね。同級生には両方契約している人もいて少しうらやましかったことも覚えています。
ただ、科学に切り替えた時に何が特集されて付録となっていたのか、今となっては何がそんなに欲しかったのか全く記憶に無く、子供の好奇心は色々な物に移ろいゆくものですねえ。

日本の科学技術の発展のために少子化の中、かつては子供だった科学好きの大人も取り込んでこのシリーズが長く続けば嬉しく思います。

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